理科 化学反応式 元素記号を使い、物質の種類を表したものを何というか。(①)化学変化を化学式で表したものを何というか。(②) 答え (①)化学式(②)化学反応式 解説・ヒント 化学反応の前後で、原子の種類や数は変わらない。 化学式を入れて、下記の式を完成させなさい。 (③)水素 +(④)酸素 =(⑤)水 答え (③)2H2(④)O2(⑤)2H2O 解説・ヒント 反応前の原子の数・種類と反応後の原子の数・種類は同じでなければならない。 水分子は水素原子(⑥)個と酸素原子(⑦)個が結びついてできている。 答え (⑥)2 (⑦)1 解説・ヒント 化学式を入れて、下記の式を完成させなさい。(⑧)炭素 +(⑨)酸素 =(⑩)二酸化炭素 答え (⑧)C(⑨)O2(⑩)CO2 解説・ヒント 化学式を入れて、下記の式を完成させなさい。(⑪)銅 +(⑫)硫黄 =(⑬)硫化銅 答え (⑪)Cu(⑫)S(⑬)CuS 解説・ヒント 硫化銅の色は黒色、銅は赤褐色。 化学式を入れて、下記の式を完成させなさい。(⑭)マグネシウム +(⑮)酸素 =(⑯)酸化マグネシウム 答え (⑭)2Mg(⑮)O2(⑯)2MgO 解説・ヒント 酸化マグネシウムは、便秘薬や胃炎などの治療薬として使用される。 化学式を入れて、下記の式を完成させなさい。(⑰)酸化銀 =(⑱)酸素 +(⑲)銀 答え (⑰)2Ag2O(⑱)O2(⑲)4Ag 解説・ヒント 酸化銀は、銀と酸素の結びつきが非常に弱いので「熱を加える」だけで簡単に銀と酸素に分かれる。 化学変化① 2種類以上の物質が結びついてできた物質を何というか。(①) 答え (①)化合物 解説・ヒント 2種類以上の元素でできているものが化合物。 硫黄と鉄粉をよく混ぜ、その混合物を試験管A・Bに入れ、試験管Aを加熱した。 加熱し反応が始まると、混合物が発熱して赤く光り出す。赤くなり始めたら加熱をやめた。それはなぜか。(②) 答え (②)反応により発生する熱でさらに反応が進むから 解説・ヒント 反応により赤く光り幻想的だが、反応が終わると見た目が地味な物質に変わる。 鉄粉と硫黄の混合物の入った試験管Aのどの部分を加熱するのか。A~Cで答えなさい。(③) 答え (③)C 解説・ヒント 鉄と硫黄を完全に反応させるため。下部を加熱すると、下に熱がこもり完全に反応しなくなる。 反応後の試験管Aと、そのままの試験管B、それぞれに磁石を近づけた場合、磁石に引きつけられたほうはどちらか。(④) 答え (④)試験管B 解説・ヒント 試験管Aは反応により硫化鉄となるが、硫化鉄は磁石に引きつけられない。試験管Bの中にある鉄粉に磁石は引きつけられる。 反応後の試験管Aと、そのままの試験管B、それぞれにうすい塩酸を少量加えたとき、においのある気体が発生した試験管は(⑤)で、その気体は(⑥)。においのない気体が発生した試験管は(⑦)で、その気体は(⑧)。 答え (⑤)試験管A (⑥)硫化水素(⑦)試験管B (⑧)水素 解説・ヒント 試験管Aは、硫化鉄に塩酸が反応して硫化水素を発生する。濃い塩酸を反応させると濃い硫化水素が発生して危険。 試験管Bは、鉄と塩酸が反応して水素が発生する。 鉄粉と硫黄を加熱して、反応する化学反応式を書きなさい。(⑨) 答え (⑨)Fe(鉄)+S(硫黄)=FeS(硫化鉄) 解説・ヒント 硫化水素の問題はよく出る。磁石と発生する気体まで覚える。 化学変化② スチールウールを加熱したところ、赤く光り空気中の気体と激しく反応した。このような反応を何というか。(①) 答え (①)燃焼 解説・ヒント 物質が、光や熱を出しながら激しく酸素と結びつくことを燃焼という。 スチールウール加熱後の物質の質量は、加熱前のスチールウールの質量より増加した。これは、(②)に空気中の(③)が結びつき、反応した分だけ質量が大きくなったから。 答え (②)鉄(③)酸素 解説・ヒント 酸素のぶん質量が増加する。 上記の化学変化の化学反応式を書きなさい。(④) 答え (④)2Fe(鉄)+O2(酸素)=2FeO(酸化鉄) 解説・ヒント 反応前の原子の数と反応後の原子の数が同じになるようにする。 化学変化③ 酸化銅と炭素粉末の混合物がある。酸化銅は何色の物質か。(①) 答え (①)黒色 解説・ヒント 酸化した物質の色 酸化鉄:黒色 酸化銅:黒色 酸化銀:黒色 酸化マグネシウム:白色 この実験で石灰水にどのような変化がみられるか。答えなさい。(②) 答え (②)白く濁る 解説・ヒント 酸化とは、物質が酸素と反応すること。還元とは、酸化物が酸素を失って元の物質に戻ること。 石灰水に変化をもたらした物質は(③)。 答え (③)二酸化炭素 解説・ヒント 石灰水が白く濁るのは、二酸化炭素を加えると、水に溶けにくい炭酸カルシウムという物質が出来るから。 (③)の物質の性質として最も適切なものを次のア~エから選びなさい。(④) ア 無色・無臭で燃えやすい。 イ 黄緑色・刺激臭で殺菌漂白作用がある。 ウ 無色・無臭で水に少し溶けて水溶液は酸性を示す。 エ 無色・刺激臭で水に溶けやすく水溶液はアルカリ性を示す。 答え (④)ウ 解説・ヒント ア:水素 イ:塩素 ウ:二酸化炭素 エ:アンモニア 反応後の試験管内に残った物質の色は何色か。(⑤) 答え (⑤)赤色 解説・ヒント 試験管内の物質は、擦ることで金属のかがやきが現れる。 試験管内の物質は何か。(⑥) 答え (⑥)銅 解説・ヒント 銅と青銅。 銅は金属。加工性に優れており、銅線、銅板、銅管などさまざまな製品に活用される。 青銅は、銅と錫、亜鉛、鉛の四元素を主体としている銅合金。価値は銅のほうが高い。 上記の酸化銅の還元反応の化学反応式を書きなさい。(⑦) 答え (⑦)2CuO(酸化銅)+C(炭素)=2Cu(銅)+CO2(二酸化炭素) 解説・ヒント 酸化銅は還元されて銅になる。 酸化銅から銅を取り出すには、この実験のように炭素を用いる方法のほかに、水素を用いる方法もある。その化学反応式を書きなさい。(⑧) 答え (⑧)CuO(酸化銅)+H2(水素)=Cu(銅)+H2O(水) 解説・ヒント 酸化銅は還元は、炭素の場合と水素の場合の両方を覚える。 © Copyright あわい. All Rights Reserved. ↑